ばけがくしゃの勉強ブログ

薬剤師国家試験、有機化学、プログラミング、etc.

Pythonの「超」入門書をやり遂げました!

【確かな力が身につくPython「超」入門】で勉強し続け、ようやく読み終わりました。

印象に残ったことを書いていきます!

 

まずは、GUIグラフィカルユーザーインターフェース)についてです。

通常、PC内のファイルを開くときはフォルダ内のファイルをクリックして開きますよね。

ファイルを閉じるときは、ウィンドウにある閉じるボタンをクリックします。

今回、ターミナル(コマンドプロント)を使って、それらを行いました。

普段当たり前のように使っているGUIを使わずに、ファイルを開いたり閉じたりしたわけです。

以前、『Linuxは全部コマンドで操作するんだよ』って同僚から聞いたことを思い出しました。

Linuxって大変なんだなぁ……と思いました。

GUIがなかった時代は、こんなに複雑なことをしていたのか……

パソコンはGUIのおかげで広く普及したんだろうな……!

と、思いました。

私の研究分野でも、GUIのおかげで広く普及したものがあります。

それは『量子化学計算』と呼ばれる手法です。

計算により、思い描いた化学反応が進むのかどうかとか、思い描いた分子が存在するのかどうかが予測できます。

この手法を利用するためには、コンピュータを使ってプログラミングのように計算の指示を打ち込む必要があります。

計算専門の研究者しか手を出せず、私のようなフラスコを振って実験ばかりしている研究者には手が出せませんでした。

しかし、GUIが用意されているソフトが出てからというもの、実験系の研究者でも容易にトライできるようになりました。*1

GUIのおかげでハードルが低くなったんですね。

私のようなパソコンが苦手な人間には、GUIに助けられている……と思います笑

 

話は戻りまして、Pythonの勉強の続きです。

ちょっと感動したことがありました。

ターミナルで指示を出し、写真の色を変えることができました!

パソコンの画面の色は赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)のRGBカラーで構成されているそうです。

それらの色を入れ替える指示を出すことができるんです。

(例: 青い花を赤い花にする)

『写真の色を変える』という実際に目で見て非常に分かりやすいアウトプットでしたので、感動しました!

 

さて、ようやく1冊やり遂げたわけですが、プログラミングをしているとき、コンピュータと対話している感じになるときがありました。

ちょっとスペルミスしただけで、コロンを忘れただけで、エラーになってしまいます。

「融通が効かないな〜」と、コンピュータに対して思っていることに気づきました……。

「このぐらいのミス、許してよ!」と、思ってしまうときがありました……。

私の専門である『化学』は意外とフワッとしていることが多いです。

分子は目に見えませんので、頭の中でこんな感じかな〜って妄想することも多いのです笑

プログラミングはキッチリしていますね。

プログラミングを行う際は頭を切り替えてキッチリとしていかないと……と思いました。

 

そんなこんなで「超」入門書を読み終えることができましたが……やはり「リスト型」や「辞書型」などを使いこなすのが難しいですね。

この点が今後の課題となりそうです。

 

*1:Gaussianというソフトがよく使われています。