"Hour of Code"を体験しました
購入した本の中で勧められている学習サービスの1つ、"Hour of Code"を体験しました。
サイト内には様々なコンテンツがありますが、本の指示に従って[古典的な迷路](Write your first computer program)をクリックしました。
開始早々、目に飛び込んできたのは魅力的な動画でした。
ビル・ゲイツ(Microsoft)やらマーク・ザッカーバーグ(Facebook!)やらドリュー・ヒューストン(DropBox!!)など、有名な方々がプログラミングを学習し始めた時のことを語ってくれます。
あぁ、引き込み方が上手い……!
プログラミングが持つ膨大な可能性についても語ってくれます。
およそ1時間、遊びました。
ほぼほぼゲームなので、「遊んだ」という表現が適切だと思います。
主人公である『鳥』が障害物を避けて『ブタ』を捕まえるゲームであり、ファミコンとかゲームボーイで遊んだことを思い出すような画面でした。
平面の舞台を1マス1マス上下左右に進んでいく、昔のドラクエやFFのあの感じです。
ちなみに、捕獲対象のブタは動きません。
ドラクエやFFと違う点は、主人公である鳥の動きを最初から最後まで予め決めておかなければならないということです。
例えば、「1マス前に進む」「左を向く」「1マス前に進む」「1マス前に進む」「右を向く」「1マス前に進む」など、鳥の動きの手順を指定しておいて、その後で『実行』ボタンを押します。
『実行』ボタンを押して初めて、鳥が動き出します。
障害物を避けてブタに辿り着くにはどう動かしたら良いか、事前に頭の中だけで考えなくてはいけません。
考えながら、「1マス前に進む」とか「左を向く」などの動作の手順を組み立てていくゲームでした。
途中、マーク・ザッカーバーグさんが動画で自身の考えを語ってくれます。
要点だけまとめてみますと……
「人間は繰り返し作業することに退屈してしまうが、コンピュータは繰り返す作業が得意。しかも間違えない」
……ということでした!
このゲームで言えば、「1マス前に進む」「1マス前に進む」「1マス前に進む」「1マス前に進む」「1マス前に進む」と何度も指示する必要などなく、「次の操作を5回繰り返す」「1マス前に進む」と指示するだけで済む……と。
(「5マス前に進む」という指示はできません)
日常生活の中で例えるならば、同じ内容のメール(Happy New Year!など)を100人に1通1通送る作業などする必要はなく、ほんの少しコンピュータに指示を付け加えるだけで(←メーリスのこと?)瞬時に100人にメールを送ることができる……と。
マーク・ザッカーバーグさんは人間とコンピュータを比較していますね。
プログラミングを習得すると、両者の違いについて考えるようになるのでしょうか?
それとも、彼が特別なだけなのでしょうか……?
なんか深いです。
私はこれまでパソコンをツールとして使っていただけなので……。
とにかく、約1時間ですがプログラミング学習サービスを体験しました。
現時点では……プログラミングとは、あらかじめコンピュータに指示を出しておき、実行すると一気に動いてくれるもの。
そして繰り返しに強い。
初心者ながら、それらのことが分かりました!